原田郁美プロフィール

自己紹介

はじめまして、原田郁美と申します。

バルセロナ生活3年。プリオラート生活もあと少しで5年になります。夫の家業であるボデガ( ワイナリー)「グリフォイ・デクララ」でのワイン造り、日本、各国へのワインの輸出、エチケットを始め、ワインに関わるデザインなど・・・。人口300人のエルモラール村で、大好きなワインに携わる毎日を送っています。

 

スペインとの出会いは1997年。大学の卒業旅行で、憧れのパリのついでに「スペインに行こう」と軽い気持ちで決めたこの選択が、私の人生を180度変えてしまうとは、その当時思いもしませんでした。

スペインで最も美しいと言われるサラマンカのマヨール広場。


卒業後、自分の本当にやりたい事を見つけられないまま、福岡の出版印刷会社の営業を一年間経験。その当時から美味しいお店の発掘が好きだったので、食のレベルの高い福岡を選びました。深夜残業当たり前の厳しい仕事でしたが、広告の仕事を通じて、”物づくり”に携わりたいと思うようになり、仕事を辞めデザインスクールに入学しました。卒業後、夢だったデザイナーとして広告代理店に4年間勤務。大好きな仕事に就けたものの、〆切に追われ午前様の日々。いつしか、「一生この生活が続いて、幸せだろうか?」と考えるようになります。

 

 

この世に生まれ落ちた時から肥満児だった私は、クラスの女子の中で一番体重が重かったので、体重測定の日が何よりも嫌いな子でした。広島の大学に入学し、半年で12キロのダイエットに成功。それからは、コンプレックスは努力で克服できる、と考えるようになります。
もう一つのコンプレックスは外国語でした。「世界から日本を見てみたい」という目標も、そのコンプレックスの克服欲求の影響があると思います。
「留学しよう。さてどこに?」
今まで訪れた国々を思い浮かべました。社会人として、英語は習得したいと思いましたが、スペインの旅で感じたスペイン人の家族的な温かさ、そしてスペインワインと食の美味しさを思い出すと、「スペインにしよう。」決断までそう時間はかかりませんでした。

 

 

 

 

2005年2月
サラマンカでスペイン語を”0”から学び、バルセロナ生活3年。言葉の壁は分厚く高く、激しい引きこもりにもなりましたが、美味しいスペインワインと料理、そこから生まれた人間関係に助けられ何とか乗り越えることができました。冷静になって辺りを見回すと、あまりの幸福度の高さにクラクラしました。
「人生ってこんなに楽しくて良かったんだ!」
美しい地中海、毎日が晴天、優しく陽気な人々、サグラダ・ファミリアをはじめ世界でここにしかない独特の風景、空気感、そして、豊かなスペインの食文化。それら全てが融合したこの国の魅力に、ますます引き込まれていきました。

 

barcelona ikumi
ワインの魅力を教えてくれたバルセロナ生活。

バルセロナで、Webデザイナーとして働く機会に恵まれたものの、最終的に就労ビザが下りず、2008年帰国。東京のWeb会社に勤めながらも、好き(=スペイン)を仕事にしたい!
という気持ちを止められず、1年後、独立。新しい夢「プエンテ(架け橋)」として活動をスタートしました。
スペインワインに関わる、数々の試飲会やパーティー、コーディネート、生産者の日本市場進出サポートなど行いました。大好きなスペインワインを紹介するこの仕事は私にとっていわば天職。もっともっと日本の皆様と美味しいスペインを一緒に味わい尽くしたい!という気持ちが積もって「スペインワインと食協会(前身:スペイン食文化協会)」を同士と共に発足しました。

 

 

2011年5月
スペイン出張中、国内最大級のワイン見本市で大好きなワインと出会いました。その造り手が、後の夫。彼はプリオラートに代々続く家族経営のボデガ、「グリフォイ・デクララ」のオーナー兼醸造家でした。

 

人口300人のエルモラール村を支える農業は、ブドウ、オリーブ、そしてアーモンド。
人口300人のエルモラール村を支える農業は、ブドウ、オリーブ、そしてアーモンド。

 

2012年2月
最大の壁、距離を乗り越え2011年11月に結婚。翌年、2月からプリオラートの小さな村エルモラールでの生活が始まりました。日本人はもちろんいない、辺境の地の歴史あるブドウとオリーブとアーモンドの産地で、夫のボデガを支えつつ、新たに貿易会社としての面も兼ね備えた「プエンテサービス」をスタート。また、共同代表を務める「スペインワインと食協会」では、様々なワイン生産者や、スペインの原産地呼称委員会などの依頼で、コーディネート、プロモーション、通訳ガイドをしています。

 

 

2015年
ボデガには、英語圏のお客様も沢山お見えになり、ワインの国際展示会でもスペイン語より英語での対応が多く、大の苦手な英語に挑戦し、”WSET Advanced Certificate”(英国政府認定ワイン&スピリッツ検定)を取得することができました。

ロジェール
カリフォルニアから訪れた醸造家に土壌について説明するロジェール。

 

 

2016年9月
スペイン語が通じることにあぐらをかき、おろそかにしていたカタルーニャ語の語学学校に通い始めました。「プリオラートに暮らしていれば自然に習得できるだろう」、と自分の能力を過大評価していた事に猛省。基本的に、外国語のセンスがないことに改めて気づき、カタルーニャ地方の人々のアイデンティティであるカタルーニャ語を習得することで、よりディープなプリオラートの扉が開きそうでワクワクしています。

2016年10月下旬
私共のボデガ「グリフォイ・デクララ」の日本の輸入元が(株)飯田様に決定。日本で再び販売されることになりました。

【飯田ワイン】ワイナリーインフォメーション グリフォイ・デクララ

grifoll declara wines

皆様に美味しいと思っていただけるワイン造りを支えながら、ワインのこと、オリーブオイルやアーモンドなどの農業で過疎化と戦うエルモラール村のこと、また今まで書き留めてきた出来事や、日々の生活をこのブログに綴っていきます。
どうぞよろしくお願い致します。

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★”スペインワインと食協会(AGE)”で、スペイン食文化についての記事を寄稿しています。よろしければこちらからご覧ください。
★輸入元(株)飯田様のグリフォイ・デクララのワイン情報についてのページはこちらです。