思い出のMARUGO

2005年から3年間のバルセロナ生活を終え、 日本に戻ってもスペインへの想いは募るばかりでした。 スペインの魅力を日本に伝える仕事がしたい、 漠然と思っていたあの頃。 どんな方法かは分からないけど、架け橋を目指すなら東京しかない、 と、その時初めて東京で暮らし始めました。     カウンターの隣の人ともいつの間にか仲良くなっている、 そんなスペインのバルのような雰囲気が気に入り、 友人と良く通っていたワインバーが、新宿三丁目の”MARUGO”でした。 偶然隣にいらした大常連の川瀬さんから、素晴らしいフランスワインの魅力を教えていただき、 スペインワインしか知らなかった私は、新しい扉を開くことができました。 同時に、スペインワインのバリエーションが、MARUGOをはじめ、 素敵なお店でもっと増えたらいいな、と思うようになりました。   私が、MARUGOと川瀬さんと出会ったのは、2009年。 その年、スペインワインの道を選ぶことを胸に誓いました。 現在、家族とプリオラートでワイン造りをしたり、 こだわりのスペインワインを日本にご紹介する仕事に携われているのも、 この出会いがきっかけの一つになっていると思います。   Bar Violet     川瀬さんはずっと応援してくださり、 今では22店舗となったMARUGOグループに グリフォイ・デクララをご紹介してくださいました。 それから、グループのワインバーで私共のワインを見かける度に、 この出会いをしみじみと思い出します。     川瀬さんと、 ラ・パシオン 加藤智子さん   ワインがきっかけで繋がる心温まるご縁の一つ一つ。 私がワインに惹かれ、今なお惹かれ続けているのは、 その出会いが繋がり、いつしか大きな輪となり、 深い絆を築いてくれるからでしょう。 これからも、そのご縁の一つ一つを忘れずに、恩返しができる自分になれるように。 このブログに綴っていこうと思います。   —– ◯MARUGO-s 「ワインバー マルゴ」のグループ店オフィシャルホームページ   朝も昼も夜も。ひとりでもみんなでも。 371BAR    

昨年の感謝と、2020年の抱負を少し。

いよいよ2020年が始まりました。 明けましておめでとうございます! 2019年も、”スペイン”、 ”ワイン”が繋いでくれた、 沢山の出会いと再会がありました。 そのご縁の一つ一つどれを取っても、心温まる大切な思い出です。 —– ◯2019年を振り返る(お仕事編) 1月 念願のブルゴーニュのドメーヌ訪問 2月 高品質コルク・パラモン社長と勝沼のワイナリー訪問、アテンド 3月 グリフォイ・デクララ HPリニューアル企画、デザインスタート 4月 ボデガス・ヴェルム訪問 (輸入元:アルカン様と) 5月スペインワインの見本市 フェナビン プリオラートミッション エスパイ・プリオラート参加 6月 ヴェルムツアー 日本から酒販店様、飲食店様のアテンド(輸入元:アルカン様と) 7月グリフォイ・デクララHP完成 8月 グリフォイ・デクララのワイナリーに日本からのお客様ラッシュ 9月 グリフォイ・デクララ収穫開始 10月 ウルテリオール・プロモーション(輸入元:正光社様 東京、大阪、神戸、京都) スペインワインと食協会スペインワインと食大学と、オフ会開催 11月 グリフォイ・デクララ・プロモーション (輸入元:飯田様 山形、東京、大阪、福岡、山口、富山、金沢) 12月ラルゲタ・アーモンド、日本到着! (輸入元:ラ・パシオン様、販売元:カモマイルクラブ・セレクトフード様) —— 1年を振り返ってみて、沢山の方々のご協力、温かいお気持ちのお陰で 全ては成り立っているという事を、改めて実感しました。 このご恩を忘れず、じっくりと恩返ししていきたいと思います。 2020年は、大切な出来事をもっと記事として残したり、 スペインワインのご紹介をはじめ、 大好きなスペインの魅力を、より多くの方々に知っていただけるよう、 このプエンテブログや、Twitter、Instagram 、スペインワインと食協会のFBやブログで、 今まで以上に表現していく年にしたいと思います。   2005年に歩いた、”カミノ・デ・サンティアゴ”の旅日記に書き留めた言葉。 「魂の喜ぶ事に、日々チャレンジしよう。」     スペインでの生活が日常となり、いつしか忘れてしまっていましたが、 年末の大掃除で、この日記を読み返し、私の原動力になっていた大切なことを、 思い出しました。 今年は、この気持ちを大切に、初心に返り、毎日を積み重ねていこうと思います。 そして、周りにいてくださる人達が、笑顔と幸せに包まれますように。   皆様にとって、2020年が健康で、光り輝く年になりますことをお祈りしています。 今年もどうぞよろしくお願い致します。

【グリフォイ・デクララ】ホームページリニューアル(裏話)

10月になり、グリフォイ・デクララの収穫は最盛期を迎えています。 9月7日、DOQプリオラートのガルナッチャ・ネグラから始まり、 朝も夜も休日もなくワイナリーはフル回転。 収穫前に、どうしても済ましておきたい仕事がありました。 それは、グリフォイ・デクララのホームページリニューアルです。 話は遡りますが、スペイン留学より前の福岡時代、スペインやワインとはかけ離れた世界、 出版印刷会社に新卒で入社し、営業として日々鍛えられていました。 1年間勤めたものの、広告デザインの世界に惹かれ、その当時、大卒も多かった 福岡デザイン専門学校でグラッフィック・デザインを学び、 広告代理店にデザイナーとして就職しました。   今思えば、この頃から頭のどこかで、会社や場所にとらわれず、 手に職をつけて、PCさえあれば世界中どこでも暮らせる、 そんな仕事ができたらいいなぁと、思い描いていたのだと思います。   スペイン語ゼロで、バルセロナにやって来ましたが、 Webマーケティングの会社がデザイナーをちょうど探していて、 幸いなことに働きながら、Webデザインを 一から学ばせていただくという幸運に恵まれました。 その“昔取った杵柄” で完成したこのホームページ。 久しぶりのあの達成感を味わえて、嬉しかったです。   サイトは、スペイン語、英語、ドイツ語、日本語の4ヶ国語。 思った以上に時間がかかりましたが、何とか収穫までに仕上げることができて、ひとまずホッ。   今現在、DOQプリオラートには、109軒のワイナリーがあります。 1980年代、“プリオラートの五人組”の影響で、 過疎化で衰退していたプリオラートが、一躍世界の注目を浴びる有名ワイン産地になってから、 国内外の資産家や大手企業が参入し、創業されたワイナリーが大半です。 そんな中、グリフォイ・デクララのように、プリオラートのこの地で5世代に渡って ぶどう栽培をしながらワイナリーも営むファミリーはほんの一握りなので、 ホームページでは、そのことについてまずお伝えさせていただきました。  1736年から続くブドウ栽培家 グリフォイ家の 歴史   ●グリフォイ・デクララHPより抜粋 グリフォイ・デクララは、創業1880年、5世代に遡るファミリー経営のワイナリーです。家族に伝わる古い文書に、グリフォイのファミリーネームが1736年から登場しており、少なくともその頃には自家消費用にブドウ栽培を営んでいたことが明らかになっています。 グリフォイ家は数世代に渡って、エルモラールの土地で 、ブドウ 、オリーブ、アーモンド の栽培に献身的に取り組んできました。 今日それらのブドウ畑、オリーブ畑、アーモンド畑の72区画は、5代目当主ロジェール・グリフォイ・デクララの下、 有機栽培と伝統、祖先の知識を受け継ぎながら、新しい技術と融合させて栽培しています。 家族と、そして自分が生まれ育った大切な村だからこそ、エルモラール村の原風景を守りたい、 そんな想いが人一倍強いロジェール。 同年代の友人は都会に出ていき、農業を継ぐ若者は片手に余る中、 ワイン造りを通じた新たなプロジェクトに魂を捧げています。     ●グリフォイ・デクララHPより 未来の世代のために 新しい時代の到来と共に、私共の村は過疎化し、物凄い速さで高齢化が進んでいます。 今現在、村の人口は280人を下回りました。 既に過疎化で苦しんでいたプリオラートが、エルモラール村の過疎化を阻止するこの新しい計画を打ち出す引き金となりました。 グリフォイ・デクララのチームの大半は、学びを終え経験を積んだ後、家族と共に田舎の生活に戻ったエルモラール村の人々で構成されています。 […]